71.ナンヨウボラ
ボラ科
Moolgarda perusii
【全長】
16cm
【生息地】
東京湾・相模湾~宮崎県の太平洋沿岸、屋久島など。
【体】
四万十川水系のボラ類ではずんぐり体形でコボラに似る。眼の上が朱色で、胸鰭基部上端に小黒点があるのがポイント。
最大の特徴は、背鰭棘条の最初の3本の付け根が互いに接すること。
【生態】
夏期、河口域で他のボラの幼魚に混じって見られ群れで行動していることが多い。あまり数は多くない。近隣の磯だまりの方がよく見られる。全長5㎝に成長した個体が12月下旬まで見られるが、それ以降は不明。
幼魚が多く見られ成魚は稀。
情報不足種である。
【食性】
デトリタス、藻類、甲殻類、多毛類
≪参考資料≫
・四万十川の魚図鑑 いかだ社
・web魚図鑑
・高知大学https://www.kochi-u.ac.jp/w3museum