中村南小学校の4年生たちと3回目の授業です!

6月16日には四万十川に触れ、6月19日には実際川で遊んだ時に知りたくなったことを勉強しました。

そして、今回は一番たくさんの質問があった四万十川の魚について、四万十川学遊館の野村彩恵先生に教えてもらいに行きました!

子どもたちは、着実に学びを重ねています。この授業が終わるころにはどこの小学生よりも川に詳しくなっているかもしれませんね!

今回は、本物の生きた四万十川の魚たちを見て、さらに疑問を持ち、野村先生に答えてもらいます。

たくさんの水槽と不思議な魚たち。特にお目当てのアカメには大興奮でしたね!

一つ一つの魚の説明を熱心に読む子や、気に入った魚の絵をスケッチしている子、たくさんの魚の一挙一動に興奮する子もいました。魚の顔や体、行動にも様々な意味があります。なんでだろうという疑問を持つ姿がとても素敵でした。

野村さんからは、現在の四万十川の魚の状況を聞きました。減っている魚もいれば増えている魚もいます。環境が変われば生きられない魚もいます。特に「ヤリタナゴ」「ドジョウ」「メダカ」「ウナギ」「アユ」「テナガエビ」「ヌマチチブ」が激減しているようです。鮎の稚魚放流で琵琶湖からやってきたカマツカなどの外来生物が増えています。それは、一つに川の環境が変わってしまったことが原因だと学びました。

とても深い環境の話が聞けました。少し難しかったかもしれませんが、大きくなっていろいろなことが結びついたときに思い出してくれたらいいなと思います。

まだまだ、知らない魚の世界が広がっています。

今後は子どもたちが、自分たち魚を捕まえて観察できるような授業ができればいいなと思っています!

一つ一つを楽しく学ぶ姿に心を動かされる一日でした。

*トンボ公園・四万十川学遊館の皆様、ご協力いただきありがとうございました。