平成24年11月23日(金・祝)~24日(土)の日程で四万十樵養成塾を開催しました。

11月23日(金・祝)~24日(土)、四万十川の源流点がある津野町船戸地区において、一泊二日の日程で、当財団主催の森林ボランティア養成講座「四万十樵養成塾」を開講しました。

今回で8回目を迎えたこの講座。今年の講座修了者には、四万十川財団よりチェーンソー手帳(伐木等特別教育修了証)が交付されるもので、今回は30歳代~60歳代までの6名の森林ボランティアを志す方々が参加されました。

また、講師・インストラクターとして、高知大学農学部暖地フィールドサイエンス教育研究センター技術職員フィールド技術室長 今安清光氏をはじめ、この樵養成塾を卒業した方が中心となって立ち上げた森林ボランティアグループ「四万十樵塾」の皆様などの協力を得て、一泊二日の短い期間ではありましたが、充実した内容となりました。

 

【第1日目】 11月23日(金)午前10:00~

初日は終日座学。

内容:▪伐木作業に関する知識 ▪チェーンソーに関する知識 ▪振動障害及びその予防に関する知識 ▪関係法令

 

 

 

 

 

【第2日目】 11月24日(土)午前8:00~

二日目は、フィールド実習。

内容: ▪伐木の方法 ▪チェーンソーの操作 ▪チェーンソーの点検及び整備

午前8時開始で間伐実習及びメンテナンス実習。『習うより慣れろ』で、各自のペースで黙々と間伐をする。安全第一で行う実習には、先輩樵がマンツーマンでついて丁寧に指導。座学で学んだことは実践で身体にたたき込む。

間伐実習から帰ると今日一日お世話になったチェーンソーの手入れ。後片付けの仕方、保管の方法、日常の手入れ等、メンテナンス方法を教わる。

そして最後に、2日間の反省会と感想を。「全く経験が無くてもチェーンソーの使い方がわかった」「基本に立ち返ってチェーンソーの使い方を学べた」・・・等の感想が出され、最後に修了証書が全員に渡され2日間の講座が無事終了。

受講生の皆さん本当にお疲れ様でした。
今後のご活躍、期待しております!!