先日、前回に引き続き、九州コミュニティ研究所の皆さんにお越しいただいて、景観MAP改定のためのWSを行いました。

今回は前回のWSで出た意見をもとに耘野さん達が作成した新MAP案について話し合い、大まかに中身を詰めていく作業でした。

1.デザイン案
まずは前回みんなで考えた、今のMAPに足りないところについての意見のまとめ。
たくさんの意見が出ましたが、まとめてみると下の3つの要素が新MAPには必要であるということが分かりました。

1 5市町が繋がって1つの価値であるという発信が薄い
2 ユーザーが興味を持つ内容を掲載する
3 手に取って持ち歩きたい、より使える、使われるものに

この3つの要素をクリアするためには、どんなMAPにすればいいだろうか。そこで耘野さん達が持ってきてくれた案が、

1 ジーパンの後ろポケットに入る持ち歩きやすいサイズ感
2 幅広い年代に対応できるよう、2軸のテーマで作る
3 QRコードをつけ詳細はwebページに飛ばす

というもの。
ポケットに入るマップ、確かに持ち歩きやすいし、手に取ってもらえるマップを目指すときにサイズ感に目を付ける、しかもズボンのポケットを狙うあたり、さすがなアイデアです。景観MAPを必ずいいものにする、提案されたデザイン案からはそんな耘野さん達の意気込みがダイレクトに伝わってきました。文景協としても全力で乗っかりたい!ということで次の作業に移ります。

2.2軸を決める
方向性が決まったあとは景観MAPの内容について。新MAPも従来と同じ通り両面刷りです。裏表に14面ずつ、表面は四万十川流域の文化的景観についての説明、裏面に2軸のテーマに沿って四万十を紹介する内容が入ってくるイメージです。そこで、裏面で必要になる2軸のテーマを決めるため、耘野さん達があらかじめ用意してくださった9つの2軸について、どれがいいか多数決で決めました。

「ホット/クール」、「あそび/まなび」、「自然体験/文化体験」、「たべる/つくる」、「色・形/空気」、「定番の四万十/意外な四万十」、「日帰り小旅行/ゆっくり長旅」、「泣き/笑い」、「わくわく/しみじみ」

このなかから何を選んだかは出来上がってからのお楽しみ。
あなたならどの2軸が面白いと思いますか?

3. コンテンツを考える
2軸が決まればその軸にあった14のコンテンツを考えます。よりお客さんに興味を持ってもらえるもの、これだけは知っておいてほしいものなどいろんな視点から、こんなのはどうだ、あんなのはどうだ、これよりこっちのが面白いんじゃない?と意見を出し合って、マップに乗せたい計28のコンテンツ第1案目が完成しました。

今日の作業はここまで。この後はマップ改定中心メンバーが主になって、デザイン、原稿作成を行っていく予定です。現行MAPとは180度以上にガラッと変わった、思わず手に取りたくなる面白いMAPになりますよ!
完成予定まであと約1か月しかないので、残りの作業はかなり急ピッチでこなしていかなければ、、、!!とはいえ、今年の夏前には観光客の方々に手に取っていただけるようになる予定なので、完成を楽しみにしていてください!

最後にみんなで記念撮影を