仏が森（標高687m）について
四万十市三ツ又と黒潮町の境界に位置し、山頂には四体の阿弥陀仏像を祀ったお堂があって、これが山名の由来と思われます。
山頂には展望台があって、ほぼ360度のパノラマが楽しめます。
眼下に入野の浜、入野松原、黒潮町大方の町並みが広がり、また足摺岬に至るリアス式になった海岸線が美しい。
四万十市～宿毛市方面には百塔（607m、四万十市大用）、前の森（611m、四万十市大用）、高森山（336m、四万十市トンボ自然公園奥）、貝が森（455ｍ、宿毛市平田）、押の川森（372m、宿毛市聖が丘）などの山々が見え、彼方には豊後水道に浮かぶ鵜来島を望むことができます。
西の方角には、手前から鍋が森（635ｍ、四万十市大川筋～宿毛市）、ほけが森（751m、四万十市勝間川）、篠山（1065m、宿毛市楠山）、大黒山（1106m、四万十市西土佐黒尊）、譲が葉森、串が森、三本杭（1226m、宇和島市鬼が城山系）、高月山（1229m、宇和島市鬼が城山系）などの山々を見渡すことができます。
東の方角には正面に五在所の峰（658ｍ、四万十町～黒潮町片坂）、また火打が森（590m、四万十町影野）、大小権現山（693m、四万十町七里）、枝折山（807m、四万十町七里）など四万十町の山々、更に中土佐町の梼山（842m）、須崎市の蟠蛇森（769m）、土佐市の虚空蔵山（675m）などの山々や最近開通したばかりの高知自動車道（四万十町東ＩＣ～四万十町中央ＩＣ付近）が一望できます。
北の方角には四国カルスト、鶴松森（1100m）、津野町の風力発電、四国山脈の筒上山（1859m）、手箱山（1806m）などの山々が望め、視界良好時には、室戸岬、石鎚山、剣山まで遠望することができます。
