高森山(トンボ自然公園奥、標高336m)は、四万十市街の西、四万十川右岸に位置し、四万十川の展望が特に優れた山です。登山口はトンボ自然公園にあって、ハイキングコースが整備されており、眺望抜群、子供からご高齢の方まで誰でも登ることができます。
最下段の写真は、山頂にある祠、手水鉢です。高さ2mほどもある石造りの立派なもので、建立は、明治21年子九月吉日、先達、入田村 山本升平、舎中 具同村、楠島村、佐田村の文字が横に刻まれています。
昔は山麓の入田村、具同村、楠島村、佐田村の人々が山頂に集い、盛大な祀りごとの行われていたことが偲ばれます。古い時代には具同富士と呼ばれ、信仰の対象になっていたそうです。