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12月6日(土)13:30~津野町西庁舎ホールに於いて、『全国初5市町連携重要文化的景観国選定記念シンポジウム』の第二回目、『四万十川流域重要文化的景観の可能性 in津野町』が開催されました。 この日は今年一番の冷え込みで昼からは小雪舞うあいにくの天候でしたが、会場が満席になる100名近い方々が参加され、選定された後の『今後の可能性』についての討論等で熱気に満ちたシンポジウムとなりました。

まず、津野町明神健夫町長の開会の挨拶の後、高知県教育委員会文化財課の溝渕博彦氏による『津野町における文化的景観の価値と特性』と題しての基調講演が行われ、その後のパネルディスカッションでは選定後の活用についての意見が出され、これからの取り組みの重要性についての活発な意見交換がなされました。

また、シンポジウム第2部の伝統文化交流会では、地元東津野中学校の生徒の皆さんによる津野山古式神楽が、そしてお隣中土佐町からの大野見四万十源流太鼓が上演され、豊かな文化を育んできたこの地域の文化的行事が披露されました。

今後のシンポジウムは、12月13日と来年2月28日に、梼原町・四万十町の順に行われます。