ニオイタチツボスミレ圧縮版 ニオイタチツボスミレ2圧縮版ニオイタチツボスミレ(四万十川百名花の17)

花の外側の紫と中心部の白色とのコントラストの強いスミレで、野生のスミレの中では、美しい花を咲かせます。

名前のとおり花には芳香があって、一度体験すれば、ほとんどの人が好きになると思います。

希少種ではありませんが、かといってどこにでもないところに、また魅力があります。地上茎の有るスミレ。

(2013年3月31日撮影、四万十市)

DSC_3460クサノオオウ圧縮版 DSC_3417クサノオウ圧縮版

クサノオウ(四万十川百名花の6)

名の由来については、茎や葉を折ると黄色い汁が出ることから「草の黄」とするものから、諸説あります。

四万十川流域ではヤマブキが上流部にしかないため、下流部では本種がヤマブキに一番似た花を咲かせます。

全草にモルヒネ様の毒を含んでおり、作家の尾崎紅葉がガンの末期に服用していたことが知られています。

(2013年3月31日撮影、四万十市)

DSC_3309ホタルカズラ圧縮版○DSC_3828ホタルカズラ圧縮版

ホタルカズラ(四万十川百名花の27)

石灰岩地など、古い地層に多く、名は鮮やかな青色の花を蛍にたとえたもの。

花の色は、宝石のサファイアを思わせます。茎や葉には荒い毛があって、触るとざらざらします。

花後、匍匐枝を出して所々から根を下ろし、株を形成します。(2013年3月31日、4月7日撮影、四万十市)