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11月29日(土)13:30~中土佐町大野見保健福祉センターに於いて、『全国初5市町連携重要文化的景観国選定記念シンポジウム』の第一回目、『四万十川流域重要文化的景観の可能性 in中土佐町』が開催されました。
時折晩秋の冷たい風が舞うあいにくの天候のなかでも会場が満席になる108名の方が参加され、選定された後の『今後の可能性』についての活発な討論がなされました。
まず、中土佐町池田洋光町長の開会の挨拶の後、高知県教育委員会文化財課の溝渕博彦氏による『中土佐町における文化的景観の価値と特性』と題しての基調講演が行われ、その後のパネルディスカッションでは選定後の活用についての意見が出され、これからの取り組みの重要性についての意見交換がなされました。
また、シンポジウム第2部の伝統文化交流会では、地元の子供たちによる三番叟、そしてお隣津野町からの津野山古式神楽が上演され、豊かな文化を育んできたこの地域の文化的行事が披露されました。
今後のシンポジウムは、12月6日・13日、来年2月28日に、津野町・梼原町・四万十町の順に行われます。