6月25日くもり。少し微妙な天気。

七里小学校の4年生と四万十川の環境学習を行いました。

まずは、教室で水生生物について学びます。水生生物は本当にすごいんだ!わかってもらえたかな?

今回は、ゲストとして須崎土木事務所四万十町事務所の方々が来てくれました!水生生物を探す現地もたくさんの工事が行われているので、特別に、川の工事のことを教えてもらいました。昔との違いが写真を見るとよくわかります。

さて、教室での授業が終わると、お待ちかねの川へ!!!

教室では静かだった子供たちも、川に入って少しすると、楽しくて笑いが止まらない子もいました(笑)

上流の滝?まで行ってみる
笑いが止まらない男子たち
しっかり調べる女子たち
四万十ケーブルTVさんのインタビュー

ハグロトンボがたくさん飛び交い、川にはヤゴもたくさんいました。

ヒゲナガトビケラも多い!!!

昨年、大きなアカザを逃がしてしまったので、リベンジしましたが、残念ながらアカザとは出会えず。

その代わり、大きなドンコが獲れました。

ドンコ
ハグロトンボ
ハグロトンボのヤゴ
ヒゲナガカワトビケラがいっぱい
ほっぺに点々 カワヨシノボリ
シマトビケラ
切っても死なないみんなのヒーロー プラナリア

現地は、河川改修工事によって川底にもブロックが敷かれていますが、でこぼこのため石や砂利があります。毎年、面白い生物が見つかるんです。環境を配慮した作りにすることがいかに重要かわかります。

今回の面白い生物は・・・

「ヒゲナガヒラタドロムシ」

初めて見ました・・・。

ヒラタドロムシの抜け殻じゃないか?アリジゴク?と言ってましたが、調べてみるとこんな名前が出てきたのです。

最近発見されたようです。水がしみだしている場所の落ち葉の裏などに張り付いているようで、見つけるのが難しい種だそうです。

「マルヒゲナガハナノミ」という川虫にも似ているので、しっかりと同定できていませんが、たぶんどちらかです。

こんな世界もあるんだなと改めて勉強になりました。

七里小学校の皆さん、こんな面白い生物がいる川が近くにあるなんて羨ましい!!!

夏になったらたくさん遊んでくださいね。

見つかった生物

スコア9

サワガニ

ヒラタカゲロウ

カワゲラ

携巣性トビケラ

スコア8

タニガワカゲロウ

ヒゲナガカワトビケラ

スコア7

サナエトンボ

シマトビケラ(コガタシマトビケラ)

ガガンボ

プラナリア

スコア6

コカゲロウ

ヒラタドロムシ

その他

コオニヤンマ(ヤゴ)

ハグロトンボ(ヤゴ・成虫)

コヤマトンボ(ヤゴ)

ドンコ

クロヨシノボリ

カワヨシノボリ

ヒゲナガヒラタドロムシ

まとめ