9月27日。川の水も非常に冷たくなってきました。
それでも、まだ鮎が1尾もとれていない中学生たち・・・さあどうするか。
最初に、「今日はとても水が冷たいから大変です。でも鮎が獲れていません。これ以降、川に入ると風邪をひくので今回が最後のチャンスです。もし、冷たい水でも頑張って鮎を獲るというなら川に行きましょう。どうしますか?」と尋ねました。
長袖の体操服を着て、今でさえ少し寒そうな様子で、絶対に寒い!!と言うものの、準備はできていたようで、頑張って川に行くことにしました。
周りの大人は、本当に大丈夫か?!と驚きと心配が混じっています・・・。
中学校の裏にある四万十川の支流、長沢川に入ります。水温18度。最初に入ったのもこの長沢川でした。その日は、雨で川が濁り鮎が見えないという状況でしたが、今回は寒い!!!!
もうこれ以上は寒くて入れないと思ったらすぐに川から上がると決めてスタート。
一歩目から寒いーーー!冷たいーーー!と大騒ぎ。前回の反省を生かし、鮎がいるところをしっかりと探しながら、慌てずにゆっくりと上流へ行くことにしました。
一生懸命鮎の姿を探します。
ある大きい岩の下に小さな淵があり、そのあたりに鮎を発見!みんなでどこにいるか探します。何匹かいるようで、岩の下に竿や手を突っ込んでみる。そうこうしていると、竿が岩に引っかかる・・・。
バタバタとしていましたが、リーダーが根性をみせ、なんと・・・1尾かけることができました!!!!!!!スゴイ!!!絶対に1尾は捕まえてやると誰よりもやる気満々の様子で、有言実行。しかも、もう1尾かけたが、バレてしまったのです。鮎をとらえることがしっかりできていました。さすが、リーダー。
それに続けと、他のみんなも頑張ります。
しかし、気づけば寒さはもう限界・・・。ガタガタと震えている子もいました。戻って休むチームとまだ続けるチームに分かれようとしましたが、全員まだやる!というので、続行。
少し上流の鮎がよくいる場所まで移動します。またもや鮎を発見!粘ってみるが、ここで限界を迎えて寒いと言って帰る子たちもいました。最後まで頑張ったのは3年生!獲りたい気持ちが伝わってきました。鮎に針が触っているのにかからない・・・。問題は、針がさびていることにもありそうです。ここで、最後の一人も寒さの限界を迎え、しゃくり漁は終了。
寒い中、本当によく頑張りました。
そして、念願の鮎をかけることができました!!!!
しゃくりに行くのは諦めようと思いましたが、今回、できて本当に良かったです。
さあ、次回は鮎を美味しく食べます。