12月のカラッと晴れて少し寒い中、西土佐小学校4年生と四万十川のゴミ拾いをしてきました。

西土佐小学校4年生とは、6月に四万十川の環境学習をしました。その後の総合の授業の中で、自分たちが四万十川をきれいにするにはどうしたら良いか考えた結果、まずはゴミ拾いをしてみようということになったそうです。当財団もお手伝い。

四万十市西土佐・カヌー館下の河原で班に分かれて清掃活動スタートです。

この河原は、ヨシがたくさん生え、木に引っかかっているゴミも多いです。河原にはあまりゴミがないようで、子供たちは果敢にも茂みに突入していきます。バラもあるので、ケガをしないように絡みついたゴミをとっていきます。だんだん宝探しのようになってきて、ゴミを見つけると「これは私のだ!」「僕のだ!」と取り合いも。皆さんの熱意に脱帽です!

1時間ほど拾った後、集めたゴミを調べます。各班で、これは何のゴミなのか、どこから来たのか・・・考えてもらいました。ちぎれたビニールや何に使われてたものかわからないものも多く悩む生徒たち。

生徒の考察

一番多かったのは、ビニールのゴミ(特に農業用のビニール)です。風や雨で飛んできたのではないかと考え、このゴミをなくすためには、農家さんにビニールが飛ばないようにお願いしたいと考えました。

今日の清掃で河原にはゴミがなくなりました。しかし、このままではまたゴミはやってきます・・・。自分たちの何気ない生活の中で、意図せず川のゴミになってしまうこともあります。それでは、どうすれば川のゴミが減ってきれいにすることができるのか。四万十川全体の課題でもあり、大人たちも真摯に向き合わなければいけない問題です。

西土佐小学校4年生の皆さん、素敵な取り組みをありがとうございました!

拾ったゴミ②
拾ったゴミ③
拾ったゴミ④
拾ったゴミ⑤
拾ったゴミ⑥
拾ったゴミ⑦
ゴミ袋もゴミになる・・・
拾ったゴミ⑧
拾ったすべてのゴミ
清掃活動場所