ついに、「海岸清掃」がスタートしました。
昨年はパイロット企画で行政の皆様と海岸のゴミ拾いをしましたが、今年は一般の方々と挑戦です。どれほどのゴミがとれるのでしょうか・・・
奇数月の最終土曜日に定期開催することとし、今年度中は全部で3回予定しています。今回はその第1回目です。しかし・・・前日までひっぱっても変わらぬ雨予報。そんなに降るわけでもなさそうだし何とかできるのではないかと決行判断しましたが、来る予定の方々には合羽の持参やできる範囲でお願いしますとお伝えしました。ご心配おかけしてすいません。
海岸清掃スタート!
さて当日。朝からけっこうな雨。合羽をしっかり着て、準備しました。
会場は平野サーフビーチです。大潮なので沢山のサーファーが波に乗っています。
雨なので到着した人からゴミ拾いを始めてもらって、予定より30分早い9時半終了としました。参加者は全員で11名+財団スタッフ3名。それに「海を使わせてもらっているから当たりまえだ」と、数十名のサーファーの皆さんも海からいったん上がって手伝ってくださいました。本当にありがとうございました。
雨降りで一時間足らずでしたが、大量のゴミが集まりました!
朝から体を動かして運動にもなるうえ、海岸がきれいになります。とても気持ちの良い活動だなと思いました。雨なので終了式もなしにして、失礼ながら終わった方から流れ解散。無事に今回の海岸清掃終了です。
特に多かったのはペットボトル。その他プラスチック類のゴミが多かったです。漁具のゴミも目立ちました。
ゴミ処理は大変だ!
土日はごみ焼却場が休みなので、ゴミ処理は月曜日に行いました。レンタルした2トントラックにに乗りきらず、2往復するほどの量でした。今回は幡多クリーンセンターで焼却処分としました。総重量280㎏!皆さん、大変お疲れさまでした!
ゴミ拾いも大変な作業で、多くの方のご協力でできましたが、ゴミ処理も同じくらい大変な作業です。海辺にはブイとして使っていた大きな発泡スチロールがあり、これは一辺30㎝未満に切らないといけません。現場でのこぎりを使って裁断しましたが、風で切った後の細かい発泡が飛んでしまいます。その他にも今回は漁網やタイヤなどは処理が困難なため回収できていません。捨てることができないものを作ってはいけないなと思いました。特に、ゴミになると処分する責任者もおらずほったらかしになってしまします。少しずつこういったゴミの処理をできるように企画を成長させていきたいと思います。