高知市内で行われた「令和4年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞交流会」に参加してきました。応募者(今回は9組)がポスターセッションを行い、選ばれた取組みが最終選考会へ進出します。

香美市の生物多様性に関係する活動の連携と推進

残念ながら当日欠席でした。

ジンデ池の生物多様性を未来につなぐ保全活動

トンボの標本がずらっと並んだ展示に圧倒されます。プレゼン時間が一緒だったので聞けませんでしたが、一人の男の子がジンデ池のトンボを守っていて、トンボへの愛をヒシヒシと感じました。

藻場の再生と再生された藻場の海藻を活用した産業振興による持続可能な里海づくり

現地に来られずWEB参加をされていました。東洋町で、温暖化やウニの食害で磯焼けする海を守る活動をされている団体でした。こちらも発表を聞けず残念!

「土佐のお庭は薬箱」

ドクダミの効能など高知の庭先やそのあたりに生える植物のことを細かく発表されているようでした。こちらも時間が合わず聞けませんでした。残念!

防災植物ってなあに?

四万十市で「防災植物」という概念を広める防災植物協会のお話でした。実はこの団体、四万十川財団の生みの親でもある故 澤良木庄一先生が作った団体で、財団とは兄弟みたいな関係にあります。一番の防災は「周りの自然環境をよく知ること」。災害時の支援物資には限りがあり、野菜を食べたくなることも多いようです。そんな時に、周辺にある植物を知っていればどんなに助けになることか。オオバコやスギナが美味しいらしいことが衝撃的でした!

ぼちぼちの林業による持続可能な里山活用の創出

大月町で自伐林業を中心に森の活動をする団体の発表でした。大月町には備長炭の材料となるウバメガシが多く、その整備に力を入れているようです。また、子どもとの学習なども行っているとのことでした。

ホタルが飛ぶから蛍橋!本宮川の身近な自然環境を未来につなぐ取り組み

高知市街を飛んでいるホタルのために清掃活動や子どもたちとの学習に力を入れている方々でした。電車通り沿いにもホタルがとぶところがあるんですね!

海来

室戸の深海魚専門漁師の発表でした。かなりマニアックな世界で、他にはやっている人がほとんどいないと言います。水族館に魚を提供し、室戸の海の凄さを地元の子どもたちにも知ってもらえるように出前授業をしているそうです。未確認の生物の発見も多々あるようでとてもワクワクするお話でした!

四万十川財団は「四万十川大人塾」を発表しました

私たち四万十川財団は、「四万十川大人塾」の取り組みを発表しました。「いい川づくりWS」で発表してみて、取組を多くの人に伝え広める大切さを実感したので、地元高知でも認知度を上げようという目論見です。

ポスターセッションなので、目の前に来た人に説明をして質問に答えます。うまく説明しきれなかったところも多々あったと思いますが、取り組みの大切さと課題についてしっかり伝えられたと感じました。質問やご意見もたくさんいただきありがとうございました。壇上での発表ではないので、目の前の人と意見交換ができて刺激になりました。他の応募者の取り組みを聞いて意見交換をすることもできました。

さて、選考結果ですが・・・

当財団は優秀賞となり最終選考へ進みました!ありがとうございます。
他の3組の方と一緒に2月に再度発表します。頑張ります!!!