今年度2回目となる四万十川すみずみツーリズム連絡会を行いました。場所は、津野町の遊山四万十せいらんの里です。今回は、午前に連絡会、午後に源流点散策という2部構成で行いました。連絡会の頻度も減少していましたが、少しずつみんなで集まれる機会を作れるように、感染症対策にも気を配りながら開催を増やしていこうとしています。
今回議題に上がったのは、 ①すみずみツーリズムの冊子製作について、 ②山間米バッグの販売について、 ③財団からの提案、 ④インボイス制度について、でした。①は、旅行客が旅先を決める前にすみずみの情報を提供できるよう冊子を作ってみるのはどうか、それにあたってはどんな課題があるのかについて議論し、また②の山間米バッグについては、すみずみ施設での販売と売上金の一部をすみずみに寄付することが提案され、どちらも具体的に話を進めていくことで一致しました。③財団からは財団5000円会員様への特典品発送について、商品の選定・詰め込みをすみずみに委託したい旨を提案させていただき、今後受託の方向で動くことを確認できました。また来年10月から始まるインボイス制度については、今後の連絡会で勉強会をすることで意見がまとまりました。少ない時間でしたが、かなり濃い議論ができたのではないかと思います。新しい取り組みも提案され、またすみずみが少しずつ進化していくのではないかと楽しみです。
連絡会のあとはお待ちかねの昼食。平日でも多くのお客さんが訪れる、大人気のせいらんの里のランチビュッフェを楽しみます。地域でとれた旬の食材を使った手料理が並び、どれも美味しそう!チャーテの酢の物、リュウキュウの炒め物、、、食材の使い方にも工夫が見られ、勉強になります。お釜で炊いたごはん、お味噌汁、カレーにデザートのワッフルまで!全種類食べたかったのですが、さすがに無理でした(笑)せいらんさん、ごちそうさまでした~!
午後からは源流点散策。津野町名物になったトゥクトゥクに乗って源流点まで移動します。
10分ほど山道を走ると源流点の入り口に到着!ここから25分の山登りです。ゴツゴツした岩や木の根を超えながら山道を歩きます。まだ紅葉はしていませんでしたが、少し薄くなってきた緑が日の光に反射してきれいでした。岩や木の幹も苔むしていて、そんな景色にも癒されます。途中、少し淵になっているところでは小さなサンショウウオを見つけることもできました。希少な生き物や周辺の景色を楽しみながら歩いていると、ようやく源流点に到着!最後にみんなで記念写真を撮って、下山しました。参加者のなかには長く流域で暮らしているけれど初めて源流点に来たという方もおり、下流域の方からは四万十川の小さな始まりを見れてよかったという声もいただけました。連絡会を通して、流域の魅力をもっと知れる機会を、会員さんと一緒に今後も作っていければいいなと思います。みなさんお疲れさまでした。