四万十市立大用小学校3・4年生の皆さんと学校のそばを流れる後川(四万十川の第一支流)で水生生物による水質調査をしてきました。今回も四万十市環境生活課のみなさんにご協力いただいています。
まずは座学。水生生物を調べると何が分かるのか、どんな生き物がとれるのか、生態系の中でどんな役割をしているか、等々を学んでもらいます。
水はまだ少し冷たくて、入ったとたんに顔がこわばる子もいましたが、徐々に体を慣らしながら川に入ります。後川は四万十川水系でも屈指の清流なので、今回は清流度調査もしてみました。記録は1回目が6メートル20センチ、2回目が8メートル90センチ、3回目が10mジャストでした。
続いて水生生物採取。みんな思い思いの場所を探ります。
続いて、何がとれたか班に分かれて調査します。
今回の調査結果は以下の通りです。
指標生物 | スコア値 |
サワガニ | 9 |
ヒラタカゲロウ | 9 |
カワゲラ | 9 |
携巣(けいそう)性トビケラ | 9 |
ヘビトンボ | 9 |
タニガワカゲロウ | 8 |
マダラカゲロウ | 8 |
ヒゲナガカワトビケラ | 8 |
カワニナ | 8 |
ガガンボ | 7 |
サナエトンボ(ヤゴ) | 7 |
シマトビケラ | 7 |
テナガエビ | 7 |
コカゲロウ | 6 |
キイロカワカゲロウ | 6 |
ヒラタドロムシ | 6 |
そのほかにいた生きもの | |
アカザ カワムツ ツチガエル ハグロトンボ(ヤゴ) コオニヤンマ(ヤゴ) ヌマエビ などなど |
合計123ポイント。ASTP値7.68で、水質階級は1でした。
大用小学校のみなさん、また一緒に川遊びしましょうね。
大用小の皆さんからお手紙をいただきました。ありがとうございます。