十川中学校協働の川プロジェクト 5年目の今年は、ラフティングを核としたツアーメニューを中学生が創ります。「子供のやることだからこのくらいでいいか」という甘ったれた考えは一切捨て、お客さんがお金を出してくれるメニューを完成させる、がサポートする大人たちの合言葉です。
四万十川財団はそのガイドグループのお手伝い。ガイドの台本作り、ラフティングスキルを含めてガイド技術の習得までを目指します。目下の敵は2時間×5回のなかですべてを完成させなければいけないというタイトスケジュールです。それを補うべく、ガイドコンテンツ作成のための聞き取り調査を半日×3日、ラフトスキル向上のため、現場での実習を一人最低2日、夏休み中にやります。8月1日に図書館で下調べをして、今日はその2回目。地吉のお母さんに昔の話を聞きに行く予定をたてました。
8月1日(火)
今日の講師はこちらのお二人。地吉の酒井末美さん、酒井寿也さん。
えんこうの話やタヌキの光の話、終戦の日の話、いろいろと面白いお話を聞くことができました。詳しい内容は、モニタリングツアーが終わるまで内緒です。
8月28日(月)
お二人にお話を聞きました。1人目は川口の岡本利一郎さん。利一郎さんには、満州開拓の時の話を以前お聞きしたことがあります。ジャガマやオショウブチといった川の中のはなしや、漁のこと、環境の変化についてもお話を聞くことができました。
今日二人目は小野の松下忠由さんです。大洪水の記憶や、渡し船の話、村の昔の姿、久保川国民学校のこと、ぼうじゃくりのこと、昔の漁のこと、等々、松下さんにもいろいろ伺うことができました。でも、やっぱり本番当日まで中身は内緒です。
この夏は雨が降りっぱなしで、予定していたラフトボートを漕ぐ練習がいっかいも出来ませんでした。それは残念でしたが、面白いお話を聞けたので、皆さんに楽しんでいただける台本はできると思います。ご期待ください。