1月11日、鏡開きの日。四万十町企画課四万十川振興室の皆さんと、四万十町大正北ノ川の中州(上宮の沈下橋の上流)の清掃活動を行いました。この中州は非常に広く、木や藪が生い茂っています。土砂堆積も著しく、四万十町が改善に向けた検討を以前から行っています。その第一歩で、中洲の清掃を行いました。
清掃前に、北ノ川の区長さんの案内で現場付近の河原を見せてもらいました。区長さんによると、昔は薮もない玉石が転がる河原で、よく遊びに来ていたとか。今では、土砂が堆積し山になり、ヨシが生い茂っています。四万十川の環境を良くしていきたい、この河原でまた多くの人が遊んでほしいと、北ノ川地区でもこの場所の改善を検討しているようです。四万十川振興室と一緒に今後、考えていくということでした。
さて、中洲です。午前、午後とほぼ1日、中洲に入って活動しました!午前中は、相去(あいざれ)川の合流点から上流へ向かってゴミ拾いをしました。中洲の中に入りたかったのですが、藪で中に入れる状況ではありません・・・。農業資材のビニールゴミがあちらこちらに引っかかっています。河原から薮の中に入って、とれるだけとる!!ノコや鎌を使って、奮闘しました。
お昼休憩の後からは、中洲の上流端から清掃を開始。最初から、大物をGETしました。薮を見れば見るほど引っかかっているビニールがひらひらと。その場所に行くまでが至難の業です。5人で行いましたが、あまりにも広い中洲のため、ゴミを追いかけているとどこに誰がいるかわからなくなりました・・・4人は左岸側で合流し、崖や藪、バラを抜けていきましたが、1名が行方知れずに。右岸の1人は、中洲を歩けなくなったので、川を歩きながら河岸を右往左往していました。なんとか階段をみつけ登りましたが、薮とバラに道を阻まれ悪戦苦闘。なんとか、薮の下を這って道に出ることができました。国道沿いで合流でき、無事全員生還となりました。中洲、おそるべし。(以上、行方不明になった丸石本人が書いているので間違いありません。)
中洲は、鳥や獣たちの気配でいっぱい。清掃中もオシドリの群れが飛び立つところがみられました。様々な獣の糞もあり、たくさんの動物が暮らしているようでした。
ゴミは中洲の中よりは、川の縁に多くありました。その多くが農業資材のビニールゴミです。引っかかってから時がたっているようで、掴むとボロボロと崩れていきました。外から見るより、たくさんのゴミがあります。
回収したゴミは、軽トラ1台分。清掃活動で、こんな大冒険は初めてでした。皆様、大変お疲れ様でした。