9月11日(水)に西土佐分校の環境学習の一環として、四万十川の源流探索を予定しています。新人スタッフの中平が初めて行くことになるので、今日はその下見に行ってきました。道中、局長にいろいろ案内してもらいましたので、その一部を皆さんにも共有したいと思います。
まずは「遊山四万十 せいらんの里」さんに立ち寄りました。当日のお弁当は、せいらんさんにお願いしているので、その打合せをしました。とってもお洒落な建物で、中に入ると、ほうじ茶を茶香炉で煎じた香りが建物中に広がっていました。お客さんとワークショップを開催していたようです。
上の写真の竹製のザルにあるのが「せいらん」と呼ばれる川ノリです。河口域で採れる川ノリとは別のもので、標高や水温、水質、地層帯などの条件が揃わないと生息できない希少なノリです。
「せいらんの里」を出た後に、車を停めて、せいらん探しをしました。怪しいものは、いくつか見つける事が出来ましたが、これといったはっきりしたものは発見できませんでした。残念!
その次に、全国の龍神様が集まるという稲葉洞に立ち寄りました。洞窟の入口までしか行きませんでしたが、ひんやりとした空気が漂っていました。
車で山道をしばらく上ると、源流点の入口に到着。そこから徒歩で30分かけて源流点まで行きました。ちょうど愛媛から来たライダーの方も源流点まで行くとの事で、ご一緒させていただきました。
源流を下見した後、さらに北上し国道439号線(あの酷道439!)に出て、吉村虎太郎邸に行き、リバマスの豊田さんにご挨拶しました。その後、偶然来られた同じくリバマスの掛水さんにも挨拶ができ、ラッキーでした。豊田さんには今回の台風で流されてしまった芳生野早瀬の一本橋にも案内していただきました。
豊田さん、ありがとうございました!噂通りに源流域の事をなんでも知っているパワフルな方でした!
その後、長沢の滝とフォレストアドベンチャーの位置を確認して、事務所まで足早に戻りました。源流から河口までカバーしなければならない四万十川財団。まずは流域の道や距離感をつかむ事も重要です。事務所にはいろいろな問合せがあり、要所要所を押さえていなければなりません。今回も大変、勉強になりました。今後の業務に活かしていきたいです!
今回の通ったルート 距離101km