四万十川本流の生き物調査に続いて、西土佐小の児童と四万十川支流・黒尊川でも生き物調査を行いました。カヌー館下の本流との違いはあったのでしょうか。まずは橋の上からどんな生き物がいるか覗いてみました。アユやヨシノボリがいましたが分かったかな??

続いて清流度調査。さすが四万十川水系随一の清流度。この日の最高値はなんと21.6mでした!黒尊川の基準値である14mを遥かに超えてきました。ちなみに中流域の本流筋の基準値は6~7mくらいです。

10月も中旬にさしかかり、寒さを心配していましたが、児童たちは元気そのもの。泳ぐ子もちらほらいました。

岩の間までしっかり観察中。何かいたかな?

分類・同定作業に移っていきます。2回目という事もあり、手際よく進めていきます。水生生物の正式名もしっかり覚えている子もいました。

時期的な事もあり種類は少なく全部で17種類ですが、やはり高スコア値の生き物が目立ちます。他の支流や本流でとにかくたくさん捕れるヒラタドロムシ(スコア値6)もいません。この日は、吸盤を使ってどんな急流でものぼっていけるボウズハゼも捕れました!普段見かけないコナガカワゲラの一種と思われるものも捕れました。

指標生物スコア値
チラカゲロウ
ヒラタカゲロウ
カワゲラ
コナガカワゲラの一種
ナガレトビケラ
携巣性トビケラ
ヘビトンボ
タニガワカゲロウ
ナガレアブ
カワニナ
サナエトンボ
テナガエビ
コオニヤンマ
ヨシノボリ
カワムツ
ヌマエビ
ボウズハゼ
ボウズハゼ
コナガカワゲラの一種

最後はゴミ拾いをして終了です。

みんな楽しかったかな?また調査しましょうね!お疲れ様でした!