今年度2回目となる連絡会を四万十市のかわらっこにて行いました。
今回の議題はすみずみマップの増刷とチラシ作成について。ずみずみでは会員施設を紹介するマップを作成していますが、今回の増刷にあたっての修正点と設置場所について確認しました。いままで発行部数の都合で会員施設のみで配布していましたが、昨年スタンプラリー台紙を改良し、施設での情報発信はスタンプラリーで代用できるようになったので、より多くの方に届きやすい観光情報施設に配置する方向で調整していましたが、今回はさらに話を進めて、どこに置いてもらえばいいか具体的に確認を行いました。話の中で、高知駅前のとさてらすや各市町の観光協会の名前があがり、各施設とマップの設置について調整を行うこととしました。
また、旅先を決める前に情報を手に取ってもらう必要があるということで、県外のアンテナショップ等での発信も必要ではないかとの意見もありましたが、現在のマップは大量に配布するにはコストがかかるため、より安価なチラシを作成するのはどうかとの意見があったため、チラシ作成について意見交換を行いました。話し合いの結果、今年度内にチラシを作成し、ポスターも一緒に掲示してもらうことで、目にとまりやすいように工夫することを確認。設置場所はアンテナショップを想定し、関係団体にも協力していただきながら、調整していくことにしました。
また、参加者同士で最近の集客について情報交換を行い、全体的に外国人の利用が増えているとの声がありました。民宿とアクティビティ、どちらでも外国の方がふえているそうで、特に自転車で来られる方が多いそうです。そのため、自転車の方向けのサービスを充実させるよう対応しているという話や、翻訳タブレットや英語のパンフレットの整備を検討しているとの声もありました。今後もたくさんの海外の方に四万十の旅を楽しんでもらえるよう、密に情報交換を行いながらインバウンド対策をしていかなければならないなと感じます。
さて、午後からは 屋形船なっとく さんに移動して、屋形船体験を行いました。屋形船は、川幅も広く、流れが緩やかな下流域ならではの四万十川を代表する観光メニューですが、上流・中流域の方はなかなか体験する機会がなく、自分たちで体験しておくことも必要だと考え、今回体験させていただくことになりました。今回は昼食をいただきながらの乗船で、テナガエビなどの四万十の幸を味わいながらゆったりとした船旅を楽しみました。普段道路から見る視点とは違い、川の中から自然を見るのは新鮮な感覚で、美しい景色はもちろん、美味しい料理に心地よい風や川のにおいと、まさに五感で四万十を楽しむことが出来る、大満足の体験でした。船頭さんからも四万十川の豆知識や、下流域ならではの文化を聞くことができ、流域住民でも十分に楽しめる内容だと思います。意外にも今回屋形船が初めていう方も多く、「お客さんにも絶対すすめたい」と何人もが言っていました。実際に体験することで、魅力をさらに多くの人に伝えていきながら、流域の観光をもっと活発にしていければと思います。
ご協力いただいたかわらっこさん、なっとくさん、今回は本当にありがとうございました。