西土佐小学校4年生が学習発表会に呼んでくれたので行ってきました。西土佐小のみんなとは、今年度も一緒に川の環境を調べたり、山の環境を調べたりしました。川の環境学習では、子供たちのリクエストで、四万十川本流と四万十川水系で一番きれいといわれている黒尊川を比較してみたいということで、2回の調査をしています。一年間、そうした体験学習を通じて考えたことを発表するとのことです。

まずはじめに、四万十川と黒尊川を較べて分かったことを発表しました。黒尊川の方がスコア値の高い生物が多く、透明度も、四万十川本流が4メートルだったのに対して、黒尊川が22メートルも見えたことをスライドを使って説明しました。

続いて、山の土壌調査から学んだ結果と、川での調査を比較して、川における水生生物と、山における土壌微生物の働きが似ていることに気づいたことを発表していました。要するに、どちらも生き物が環境をきれいにしてくれているということです。

4年生の探求はここで終わりません。川、山と学んでみて、「じゃあ、海ではどうなっているの?」と思って調べたそうです。その結果、コアマモなどの海藻類やアサリなどの貝類が水質浄化に寄与していることが分かったとのこと。すごい発見でしたね!!

他の学年も、それぞれ工夫を凝らして、しっかり準備した発表をしていました。今の小学生たちはすごいですね。

西土佐小4年生の皆さん、スゴイ発表でした。また一緒に勉強しましょうね。