※四万十川財団は、昨年から四万十の日実行委員会の「水辺の楽校」を委託されています。今年は四万十市内11校の小学校のみなさんと一緒に四万十川で学びます。

四万十市立大用小学校3・4年生と水辺の楽校の授業をしてきました。1時間目は座学。水生生物調査の意義と観察できそうな生物についてしっかり学んでもらいます。

※子どもたちに配布している調査用の下敷きは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様からのご寄付を活用して作成しています。いつもご支援いただきありがとうございます。

2時間目から近くの後川に移動して現地調査。四万十市環境生活課から江口さんと大西さんも応援に来てくれました。

なにが見つかったかな?
※ 子供達の安全確保の為ライフジャケットをつけてもらっていますが、
この購入費用は皆様からのご寄付で賄っています。ありがとうございます。

生き物を捕まえたら、ソーティングをして、同定作業へ。

指標生物きれいさ
チラカゲロウ9
ヒラタカゲロウ9
カワゲラ9
携巣(けいそう)性トビケラ 9
ヘビトンボ9
タニガワカゲロウ8
ヒゲナガカワトビケラ8
カワニナ8
テナガエビ7
そのほかにいた生きもの
ドンコ
アカザ
コオニヤンマ(ヤゴ)
コヤマトンボ(ヤゴ)
ヌマエビ

大用の後川は今回もきれいでしたね。この川で遊べる子供たちは幸せだと思います。

その後大用小のみんなから手紙が届きました。

4年生の2人は、去年のことをよく覚えていてくれました。昨年言ったことを私が忘れていて指摘されるほど。子供たちの記憶力ってすごいですね。3年生の子たちにも優しく教えてくれていました。さすがはお兄ちゃんたちです。

3年生もお手紙をくれましたよ。

私は決して水生生物博士ではないんですが、みんな川の生き物に興味を持ってくれてうれしいです。3年生のみんなはまた来年一緒に勉強しましょうね。