十川中学校と十和の企業が、中学生に十和の魅力を伝えようとする授業です。
そのお手伝いで、「川漁」の授業を当財団で行っています。
3回目は、ついに実践!
地元川漁師の岡田初穂さんに友釣りを教えてもらいます。
友釣りは、かなり人気のある鮎漁です。専用の高価な道具がたくさんあり、大会も開催され、プロもいます。釣り好きは一度やるとハマってしまうと聞きます。
十和で友釣りの人気スポットになっている小野の瀬で行いました。
水量も落ち着いて、気持ちよく晴れた日です。
竿とタモを持ち、おとり缶におとり鮎を入れたものを借りて、さあ、川へ入ります。
川は思ったよりも滑るし、流れが強いところもたくさんあります。
慎重に歩きながら、ポイントへ移動。
おとりを仕掛けにつけて・・・いざ、鮎との駆け引きです。
友釣りは、鮎の縄張り習性を使って獲る漁法です。おとりと呼ばれる鮎を泳がせて操り、縄張りに侵入し、鮎が攻撃してきたら、仕掛けの針に鮎がかかります。
どこに鮎がいるか、おとりの鮎をどう動かすか。
最初は、竿の持ち方や川での立ち方などおぼつかないところもありましたが、段々慣れてきてカッコいい姿になりました。
おとり鮎が泳いでいるので、かかっていても分かりづらいようで、何度かバラシてしまったりしましたが、1組1尾ずつはかけることができて、合計5尾ゲット!
みんなよく頑張りました。
なんといっても、暑い中、きつい水流で立っているのが一苦労。
縄張りを持つ鮎は、流れの速いところにいることが多いのです。
中学生にとっては、お金のかかる漁なので、やりづらいかもしれまんが
ぜひ、大人になったらこの地元で鮎をかけて欲しいな~
はっちゃん、丁寧に教えていただきありがとうございました!