四万十川には「四万十リバーマスター」という、川の達人たちがいます。漁師だったり観光ガイドだったり、立場や肩書きはいろいろですが、共通するのは皆四万 十川を心から愛しているということ。四万十川財団理事長が81名(2015年3月現在)に委嘱してリバーボランティアをしてもらっています。

リバーマスターの把握年に1〜2回集まって、連絡会を持ち、情報交換をしています。今日は今年度第2回目の連絡会。

今日の連絡会は、二部構成で行いました。

一部では一般社団法人生物多様性アカデミーの亀山豊さんを講師に招いて、「川遊び安全口座in四万十 」と題して、流域としてのリスク管理は大丈夫か?という話をしてもらいました。そこから見えてきた課題についてリバーマスターからも意見を出してもらい、 今われわれがしなくてはならないことを共有しました。

第二部ではリバーマスターの皆さんから今年の川の状況や、今四万十川が抱える問題点等について話し合いました。エビの減少、青海苔の不漁、鮎も減ったうな ぎも減った、出てくるのはあまり明るい話題ではありませんが、まずは現状をきちんと把握して、ではどこに向かって何をしていくのか、大きな問題なので簡単 に答えは出せませんが、皆で知恵を出し合って行動して行くことが大切だと思います。