12月13日(土)13:30~梼原町地域活力センターに於いて、『全国初5市町連携重要文化的景観国選定記念シンポジウム』の第三回目、『四万十川流域重要文化的景観の可能性 in梼原町』が開催されました。
この日は広い会場が満席になる138名の方々が参加され、選定された後の『今後の可能性』についての討論等で熱気に満ちたシンポジウムとなりました。
まず、梼原町矢野富夫副町長の開会の挨拶の後、高知県教育委員会文化財課の溝渕博彦氏による『梼原町における文化的景観の価値と特性』と題しての基調講演が行われ、その後のパネルディスカッションでは選定後の活用についての意見や既に取り組みが開始されている木質バイオマス事業の報告などが行われ、これからの取り組みの重要性についての活発な意見交換がなされました。
また、シンポジウム第2部の伝統文化交流会では、保存会の皆様による練り三番叟が上演され、豊かな文化を育んできたこの地域の文化的行事が披露されました。
今後のシンポジウムは、来年2月28日に四万十町、3月21日には東京での首都圏シンポジウムが開催されます。