カゴカキダイ
カゴカキダイ科
Microcanthus strigatus
この鮮やかな体から想像できないほど、美味しい・・・
基本情報
【全長】
20㎝
【生息地】
太平洋側では青森以南、日本海側では富山県以南に生息。
沿岸の岩礁域にいることが多い。
四万十川では2001年4月22日に1㎝程の幼魚が初めて確認された。
【体】
体高が高くて台形のような体つき。口先はよく突き出し、体色は鮮やかな黄色地に5本の黒色縦条。
【生態】
初夏を中心として周辺の磯だまりに多産している。
通常は群れで行動。
物おじせず、危険を感じたら岩に隠れるが短時間で姿を現す。
一度食べたら忘れられない味!!!
魚の中でトップクラスといわれるほど美味しい!
ほどよい脂がのった白身で、焼いてもジューシーでふっくらとしている。
刺身や塩焼きがおすすめ。
一度食べたらギャップに驚き、忘れられない美味しさになります。
市場や漁港では、この派手な様相から価値が低かったが、近年美味しさの評判が高まり高騰している。
漁港で定置網などにカゴカキダイがあがると、選別の際に自分用に持って帰る漁師もいる。
≪参考資料≫
・四万十川の魚図鑑 いかだ社
・市場魚貝類図鑑
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AB%E3%82%B4%E3%82%AB%E3%82%AD%E3%83%80%E3%82%A4