2月28日(土)13:30~ 窪川四万十会館に於いて、『全国初5市町連携重要文化的景観国選定記念シンポジウム』の第4回目、『四万十川流域重要文化的景観の可能性 in 四万十町』が開催されました。
この日は広い会場もほぼ満席の400名もの方々が参加され、選定された後の『今後の可能性』についての討論等で熱気に満ちたシンポジウムとなりました。
まず、四万十町前田哲生町長の開会の挨拶の後、広島大学大学院教授中越信和氏による記念講演『四万十川流域の文化的景観
中流域の農山村と流通・往来』と、高知県教育委員会文化財課の溝渕博彦氏による『四万十町における文化的景観の価値と特性』と題しての基調講演が行われ、その後のパネルディスカッションでは選定後の活用についての活発な意見交換がなされました。
また、シンポジウム第2部の伝統文化交流会では、窪川地区からは土佐窪川四万十太鼓の演奏、大正地区からは下津井の花取り踊り、十和地区からは幡多神楽が上演され、豊かな文化を育んできたこの地域の文化的行事が披露されました。
今月3月21日には東京での首都圏シンポジウムが開催されます。