柏島の黒潮実感センターさんからお知らせです。
3/17(日)13時30分より 高新文化ホール にて下記のシンポジウムを開催します。
第2回さとうみシンポジウム
〜84の森が支える高知のさとうみ〜
○開催趣旨:
「森・川・海のつながり」が最近、注目を集めています。海の漁場環境を良くするために、漁業者が組織的に植林を行うなどの活動が全国各地で広がっています。
森林や河川から供給される栄養分は、海の植物プランクトンや海藻類の成長には不可欠で、海の生物生産を支える元となっています。その植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、それを小型魚が食べ、中型魚、大型魚、そして人間へと食物連鎖がつながっています。しかし栄養分というのは目には見えず、植物プランクトンも肉眼では見えにくく、小型魚あるいはそれらの稚魚の段階になって初めて可視化することができます。
今回、豊かな海は豊かな森からの栄養分の供給により支えられていることを実感するために、森のエキス(栄養分)を可視化する代表として、イワシ類の稚魚であるシラス(高知名:どろめ)に注目しました。
海の県としてのイメージが強い高知県は、一方で日本一の森林率84%を誇る山の県でもあります。「84はちよんプロジェクト」は高知のクライ森を「はちよ〜ん」と呼んで、アッカルクする活動ですが、その一環として今回「海から見た84」という新たな視点で、高知の森と海を元気にしたいと思いこのシンポジウムを企画しました。
日本が誇る高知の食を支える森と海を豊かにしていくために、できることを皆で考えてみましょう。
○開催日時:平成31年3月17日(日) 13:00受付
開会13:30〜閉会16:30
○開催場所:高新文化ホール
〒780-8666 高知県高知市本町3-2-1
TEL:088-825-4321
FAX:088-825-4323
○参加費:無料
○定員:200名
○主催:NPO法人 黒潮実感センター
○後援:高知大学、高知カツオ県民会議、すくも湾漁業協同組合、宿毛市森林組合、高知県西部NPO支援ネットワーク、大月町、宿毛市、高知県(一部申請中)
○プログラム
第一部 オープニング
森・川・里・海のつながり(映像)
第二部
話題提供1:84プロジェクト代表 梅原 真 氏
話題提供2:あつたや代表 熱田 安武 氏
第三部
パネルディスカッション
テーマ:84の森が支える高知のさとうみ
コーディネーター
・畠中 智子 氏(株式会社わらびの代表取締役)
パネリスト(五十音順)
・熱田 安武 氏(あつたや代表)
・梅原 真 氏(84プロジェクト代表)
・神田 優 氏(NPO法人黒潮実感センター長)
・高橋 宣之 氏(写真家)
*シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。
30名限定でこちらは事前申し込みをお願いします。
○問合せ先:NPO法人 黒潮実感センター
〒788-0343 高知県幡多郡大月町柏島625
TEL:0880-62-8022 FAX:0880-62-8023
年度末のお忙しいときとは存じますが、スペシャルメンバーで中身の濃いシンポジウムになると思いますので、皆さん是非おいで下さい。
余談ですが、私事務局長神田修は、黒潮実感センターの神田優さんとよく間違われます。「兄弟?」とも聞かれます。光栄です。