概要
にごりすくい漁ともいう伝統漁法。大雨で沖の流れが強いときに、流れが緩やかな川岸によってくる鮎を、網ですくいとります。増水時にしかできない、地元漁師の楽しみとなっています。
特徴
生態をよく理解したしかけで、大量にとるための漁法です。ただし、川の流れとアユの習性をよく知っていないとなかなか獲れません。なお、とる魚はアユだけに限りません。またこの漁で獲れるアユは砂を噛んでいる(お腹に溜めている)ため、商品価値は低く自家消費、または近所に配る用で消費されます。
近年は行う人が減っており、技術や道具が伝わりづらくなっています。
注意点
・危険ですので、一般の方は絶対に真似しないでください。
・漁業に関するルールに気を付けましょう。
・自然環境を汚すものや、ごみを現地に残さないようにしましょう。
・生態系に悪影響を及ぼすようなものを残さないようにしましょう。
川漁のルール
下記に川漁のルールを簡単にまとめています。ぜひご確認ください。
※詳細なルールは各漁協のHPをご確認ください。
☞川漁のルールまとめ(財団作成)
基礎情報
【見られるエリア】 四万十市 / 四万十町
【見られる時期】 7月~12月の増水時