10~20mくらいの縄に釣り針のついた糸を何本も付けて、行う漁です。

縄の両端に重りの石を付け、片方には発泡スチロールや竹で作った浮きを付けます。

餌はハヤやカンタロウミミズなどが一般的です。

ウナギのいそうな場所に夕方ごろにしかけ、翌朝早くに回収します。昔の子どもは朝はえ縄のチェックをしてから学校に行ったと言われています。

チャレンジしてみたい方は、必ず「遊漁券」を買ってくださいね。 

川とのつながり

四万十川の本流または支流で行い、川幅が狭いところでは徒歩で、川幅が広い場所では川舟を使って漁が行われます。重しには河原の石を使い、ウナギがいそうな岩の下や流れがトロになっているところを狙って仕掛けます。エサはカワムツやオイカワなどのハヤ、カンタロウミミズが使われます。雨が降って水が出ている時、または少し引いた時がかかりやすく、そのタイミングを狙う人も多いようです。川の地形やどこに岩があるかを把握することが必要です。
獲れたうなぎは市場に出荷する人も多く、コロバシ漁では入らない大きいサイズのウナギもかかることがあります。市場に出すほか、近所の人に分けたり、食卓に上がることも。主にはかば焼き、白焼きにして食べられます。

体験する際の注意点

漁をするには遊漁券が必要です。

基礎情報

【体験できるエリア】 四万十川流域全体
【体験できる時期】  4月~GW明けくらいまで