概要
石の穴に潜るウナギの生態を利用して、川の中に石を積んでねぐらを作り、そこに入ってきたウナギを捕る原始的な漁法です。汽水域では干潮時にイシグロを作り、大潮の際に捕獲します。
特徴
シンプルな漁法ですが、うなぎの生態や、通り道をよく知っていることが重要です。下流ではこの漁を軸にしている漁師もいます。上流域の四万十町でも見られますが、河口域では潮の満ち引きを利用して漁をします。また、ウナギは雨の日に下るため、干潮時でも雨の場合はウナギを捕ることもあるそうです。河口域で川の中で石が積まれていたら、イシグロ漁かもしれません。
注意点
・漁業に関するルールに気を付けましょう。
・見つけても壊さないようにしましょう。
・自然環境を汚すものや、ごみを現地に残さないようにしましょう。
・生態系に悪影響を及ぼすようなものを残さないようにしましょう。
川漁のルール
下記に川漁のルールを簡単にまとめています。ぜひご確認ください。
※詳細なルールは各漁協のHPをご確認ください。
☞川漁のルールまとめ(財団作成)
基礎情報
【見られるエリア】 四万十市(河口域) / 四万十町
【見られる季節】 5月15日~9月30日(イシグロ漁の漁期)