概要

比較的浅い川岸近くで行う、夜行性のウナギを獲る漁法です。増水した闇夜がよく、月夜はあまりよくないとも。下流では河川敷からぶっこみ釣りで、中上流域だと抜水橋の上からリールで釣る人が多いようです。

特徴

増水した闇夜がよく、月夜はあまりよくないとも。ウナギを捕る一番簡単な漁とも言われ、ウナギの通り道を知っていることが釣果につながります。

女性が行うことも多く、四万十町の里川橋の上では2~3人のお母さんが毎晩のようにおしゃべりしながらウナギのアタリを待っていることもあります。ちなみに同じく夜行性のナマズが釣れることも多いようです。 

エサはカンタロウが一番とされていますが、他のミミズやドジョウ、カワムツ、タカハヤなど、それぞれがこだわるところで釣っているようです。

釣ったうなぎは市場に卸す人もいますが、個人的に料理屋や旅館などと契約している人もいるそうです。
現在はうなぎが減少してきており、仔魚であるシラスの減少も課題となっています。

注意点

漁券があれば誰でも体験することができます。ただ、「意外と夜の川は怖いことがある」とも言われているので、気を付けてください。

川漁のルール

下記に川漁のルールを簡単にまとめています。ぜひご確認ください。
※詳細なルールは各漁協のHPをご確認ください。
☞川漁のルールまとめ(財団作成)

基礎情報

【体験できるエリア】 四万十川流域全体
【体験できる時期】  4月1日~9月30日(夏の晴れた日で水流が安定していれば可能)