概要
地元の少年たちの「大きくなったから鯉のぼりを上げてもらえない」という声に応えて、十川で昭和49年に始まった鯉のぼりの川渡し。全国でも見られますが、十川が元祖と言われ、約500匹の鯉のぼりが四万十川を泳ぎます。
特徴
約50年続く、四万十川の春の風物詩です。地元少年たちの声を聞いて、十和体育会のメンバーたちが、地域の子どもたちから約50匹の鯉のぼりを集めて川を渡して吊るしたのがはじまりで、今はドローンを使ってロープをかけていますが、かつては全て人力でかけていたそうです。
期間中に行われる「よってこい四万十」というイベントには多くの出店が出てお客さんで賑わう他、幡多神楽も上演されるなど、伝統芸能の継承の機会にもなっています。
鯉のぼりの川渡しについてもっと知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
清流通信330章~50年目の絆 十和発祥 こいのぼりの川渡し~
また、梼原川上流域の梼原町西川路でも鯉のぼりの川渡しを見ることができます。こちらの鯉のぼりはミニサイズですが、とてもほのぼのとした光景になっていますので、併せて見に行ってみてください。
注意事項
危険ですので、道路上では写真を撮らないでください。
基礎情報
【見られるエリア】 四万十町十和 / 梼原町川西路
【見られる時期】 GW期間中
問い合わせ先
十和地域振興局
住所 | 〒786-0504 高知県高岡郡四万十町十川145−3 |
電話番号 | 0880-28-5111 |